通関士という仕事にイマイチ本気になれない5つの違和感

国際物流業界。
いまいちこの業界に対して本気になれない。心の底から熱くなれない。どこか他人ごと。
あなたはそう思ったことはありませんか。もちろん私もそう思う一人です。
違和感の正体。
それはこの業界特有の構造と役割が原因だと私は思っています。
ここでは通関士三年目ぐらいに誰もが一度は感じる違和感の正体について5つご紹介します。
Contents
① すべての業務が減点方式である
業務の特性上、物流の基本は貨物を「当たり前に、遅れず、壊さず届ける」こと。
成功が当たり前であり、できて当然とみなされる。予定通りに到着しても感謝されにくい。
失敗だけが浮き彫りになり、遅延や書類ミスが発生した時だけ激しく責められる。
加点という概念がないためプラスの成果を生み出しにくく、精神的な達成感を得づらい。
② 自分でコントロールできないことが多過ぎる
どれだけ完璧に手配をしても、自分の努力が届かない場所でトラブルが頻発する。
荷主都合による配送のドタキャン。自然災害、台風や霧といった悪天候による船・飛行機のスケジュール遅延。戦争やテロ、ストライキといった地政学的リスクによるルート変更。
海外現地法人の適当な対応や港湾・空港での荷役遅延は日常茶飯事。
外的要因に振り回されるだけの毎日に主体性を失いやすく無力感が蓄積する。
③ 裏方としての役割とコスト扱い
世界経済を支えるインフラである一方、荷主(メーカーや商社)からの扱いのギャップがある。
荷主側にとっては削るべきコストとして叩かれやすい。一方、我々にとって運んでいる貨物は所詮他人のモノ。
商品に対する愛着など1ミリもない。商品開発やマーケティングのような自分の商品を世に出すワクワク感は皆無。
ドラッカーの言う、物流とは最後の暗黒大陸である。の言葉の通り、いまだに企業のコスト構造の中で開拓されていない領域に辟易する。
④ 終わりなきトラブル対応と調整業務に翻弄される
クリエイティブな提案よりも、泥臭い火消しが仕事の大半を占める。
海外からの返信待ち、夜間・休日の緊急トラブル対応など時差に縛られる生活。
荷主の無理難題とキャリア(船会社・航空会社)の強硬な姿勢との板挟みによる過度なストレス。
メールや電話、膨大な書類作成に追われ、ルーティン業務だけが増えていき、次第に知的生産性をあまり感じられなくなる。
⑤ 英語やグローバルというキラキラ感とのギャップ
入社前に抱いていた華やかな国際ビジネスのイメージとの乖離。
英語は使うものの、実務は泥臭い日本の商習慣や根回し、定型文のやり取りが中心であり実態は超ドメスティック。
身につく知識(通関規則やインコタームズなど)が業界特有すぎて、他業界で普遍的に使えるビジネススキルに繋がりにくいという弱点。
以上5つ。
いかがでしょうか。あなたも一つは心当たりがあるのではないでしょうか。
しかし、悲観することはありません。
これらの違和感と上手に付き合う方法があります。
それは自分でコントロールできない業界特有の構造に対して不平不満を抱くのではなく、自分でコントロールできる己の労働環境を改善していくのです。
ちなみに私はこうして改善しました。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
※クリックするとAmazonページが開きます。
あなたのご進展の一助になれば幸いです。





